出張のためアイルランドへ。(帰りは、少し休暇を頂き経由地点であるアムステルダムに降りて延泊予定)

およそ三週間の旅程となり、久々の長旅です。 楽しみ。

アイルランド

1日目

初めてのKLMオランダ航空へ搭乗。 鮮やかな青が美しい機体です。

KLM

フライトはアムステルダム経由で、所要約13時間程。

座席が非常口の所にあるため、前に何も無いというレアな体験。

機内では「生物と無生物のあいだ - 福岡伸一」を読む。

さて、今回の滞在は三週間と少し期間が長いため、ホテルではなくサービスアパートメントに滞在です。

そのため、空港からまずタクシーでアパートの管理業者に行き鍵を受け取る。

「アパートはここから歩いて 20 分くらいだよ」との言葉を真に受けアパートまで歩くも、荷物を持っているせいもあってか 20 分では着かず。。

結構疲れましたが、街を北から南へ向けて歩けて、ここでなんとなく街の雰囲気を感じる事ができました。

さて、部屋に入った雰囲気としてはホテルとそう変わらないけれど、キッチンがあるので料理もできます。 (残念ながら自分は料理をしませんが)少しローカル生活体験みたいで楽しみです。

部屋に到着した時点で19時を過ぎていたので、夕飯を食べに外へ。 音楽をやっているというパブに入りギネスとハンバーガーを頂く。

食事に関しては、量が多い。。そして特に美味しいものでは無いという、まぁあえて言うまでも無い現実。。

一晩開けたら出勤です。

2日目

さて、こちらで初出勤。 宿からは歩いて 10 分程なのでラクチン♪

こちらのメンバーと初めて会えて良かった。やっぱり一緒に仕事をする人達とは一度直接会いたいね。

一日粛々と業務ですが、ランチは近くのレストランでご馳走になる。

退社してから、生鮮食品を求めスーパーマーケットへ行ったり、ついでにショッピングモールに入ってみたり。

fresh という店で、大きなペットボトルの水や朝食用のシリアル、牛乳、ヨーグルトなど一通り買い込み準備万端です。

夕飯はサラダとパスタとフルーツ。最近、気まぐれでベジタリアンの真似事みたいな事をする事がよくわります(笑)

近所の公園でランニングをしようと思っていたけれど、ちょっと疲れたので止めておく。また明日。

ちなみに、アイルランドは日没が 22:00 近いです。19:00 頃でも日本の 14:00 くらいじゃないかと勘違いするような明るさで、調子が狂います。

3日目

粛々と業務に励む。

私が使っている Markdown Pad2 に興味を示したインド人氏に Markdown を教えてあげたのが本日のハイライト(違

日本では皆まーくだうんまーくだうん言っている感がありますが、あまりポピュラーでは無いのかな??

退勤後にランニング。セント ステファンズ公園 の周りをグルグルと30分ほど。 天気も良くて気持ち良い。

ちなみに、今回は Martin の Backpacker というトラベルギター君を連れて来ております。

Martin Backpacker

すみだジャズフェスティバルにエントリーをしているため、出張中もなるべく練習をしておきたいのですよね。

という事で、なんだかんだ、日本と同じように時が過ぎて行きます。

4日目

充実しています。

直接コミュニケーションを取りながら、どんどん知識を吸収できるこの贅沢さ。

今回は幸運な事に私にこういう機会が訪れましたが、日本にいるモチベーションの高い同僚達も、是非こういった経験が一人でも多くの人にできると良いなと思う。

そのためには、私がしっかりと成果を出し、「行かせて良かった」とマネージャに思わせないといけないなと改めて思います。

5日目

この日は Nothing soecial. 粛々と業務に励み、帰宅したらランニングもギターの練習もせずに少し休憩して寝てしまいましたとさzzz

出国する前は、帰宅後もガリガリ勉強してやる!って意気込んでたんだけどな...ちょっと疲れたか? まぁ、無理せず頑張ろ〜

6日目

TGIF!!

という事で、退社後に皆でパブへ。

なんだかんだずーーーっとただひたすら喋ってて、気づけば 5 時間近くが経過していました。。

アイルランドの街には本当に沢山パブが溢れていて(逆に、その他の娯楽施設があまり見当たらない)、きっとみんなこんな風に何時間も延々と喋っているんだろうなぁと思ったり。

けどまぁ、安直にゲームやその他現代的な遊びに飛びつくより、こうして人と人とのコミュニケーションが沢山行われている状況というのはある意味豊かで良いのかも、とも思いました。 (しっかしみんなおしゃべりだなぁ)

英語で普通に雑談をされると、パブで騒々しいというのもあって中々ジャンプインするのが難しかったりもします。

けれど、以前に比べて着実に会話に入っていけてる感覚があるので、ここ数年の地道な継続的な英会話は効いていると信じたい。

ちょっと疲れたけど、楽しい金曜日でした。

あと、パブを出た所で突然見知らぬ人に話しかけられる。

聞いてみると、彼は日本の会社の現地法人で働いているのだとか。

名刺をくれたので見てみると、そこにはなんと前職時代にクライアントだった某銀行様のロゴが!笑

懐かしくなって、少し話をしました。

7日目

さて、週末です。

午前中は部屋で少しのんびりと過ごし、昼過ぎからダブリンの街を散策。

ダブリン城に行ったり、トリニティカレッジに行ってケルズの書を見学したり。

個人的には、図書館がとても良かったかな。

trinity_college

街歩き中にイタリア人の同僚と遭遇。奥さんにご挨拶しつつ、お子さんのレオナルド君にお目にかかる。

ダブリンはホントこじんまりした街なので、ちょっと歩いたら誰かに会いそうな感じがします。

ツーリストインフォメーションセンターで、グレンダーロッホへのツアーとニューグレンジへのツアーを予約し、この日のアクティビティは終了。

部屋でギターを弾きます♪

8日目

朝早起きして、グレンダーロッホ&キルケニーへ。

ガイドのおじさんのキャラクターが非常に親しみ易くて良いツアーでした。また、彼の英語は非常に聞き易かったのも助かる。

個人的には、グレンダーロッホの草原に立っている十字架がとても気に入りました。

Glendalough

寒くて、もう少し厚着をしていくべきだったという点は失敗だったけど、なんだか少しあそこに座ってのんびりしたくなるような、そんな空気でした。

ツアーはグレンダーロッホとキルケニーを回り、たったのEURO30、安い。

killkenny

グレンダーロッホへの往復のバス運賃がEURO20とどこかで見た気がするのだけど、キルケニーを回ってかつガイド付きでEURO30って破格よね?

夜は同僚とパブへ。GUINNESS です。

さて、明日からもまた頑張ろうっと。

9日目

祝日。

夕方凄い雨と風だったが、オフィスに遅くまで残っていたおかげで難を逃れる。

その代わり、祝日のためただでさえ店がやってないのに頼みの SPAR も閉まっており食いっぱぐれる。 夕飯はカップ麺のみ。

10日目

Nothing special.

ただただ粛々と業務。

そういえば、オフィスへの通勤途中に Grand Canal という運河が流れているのだけれど、天気も相俟ってとても美しかったので思わず写真を撮ってしまった。

grand_canal

11日目

昼にオフィスでピザがふるまわれる。毎月こういう日があるらしい。日本でもやりたい。チームビルディングはとても大事。

午後はひたすら HiveQL 書いてた気がする。大変だけど、この分野はやっぱり楽しい。

12日目

この日はひたすら Java で MapReduce を書いていた。

しかしやはりじっくりと時間を確保して手を動かせるのは良い。

そしてこの日は夜に同僚とパブへ。

とても雰囲気が良く、かかっている音楽もオールディーズで良いパブだった。

思わず、会計時にマスターに「何年くらいの歴史があるパブなんですか?この雰囲気凄く好きです」と言ってしまった。普段あまりこういう事は言わないのだけど、それくらい良かった。

pub

13日目

退社後に皆でPUBへ。

ほんと、アイルランドに人達はパブが好きだ。

ずーーーっと話している。

14日目

バスでタラの丘とニューグレンジへ。

アイルランド人の心の故郷、タラの丘。

古代ケルトの聖地であるとともに、中世アイルランドの大王の宮殿があったとされる場所なのだとか。

hill_of_tara

とても気持ちの良い大草原なわけですが、この日はメチャクチャ風が強かったのと、薄着で行ってしまったため寒くて寒くて。。失敗したなぁ。。。

こちらはニューグレンジ

Newgrange

古墳的なアレですね。

途中で突然の大雨に降られて濡れたりもしたけど、概ね快晴でした :)

15日目

ダブリン観光はまぁ概ねできたので、この日は休日らしい休日を過ごす。

朝起きて、edX の Introduction to Big Data with Apache Spark を見る。

登録はしてあったのだけど、出張中のため見れずにいた分を消化。Spark は以前 MLlib を試したりした 程度なので、しっかり時間を作って押さえていきたい。

その後、アイルランドを知れば日本がわかる という本を読む。 やはりどこか出かける時には、こういった本で歴史なども学ぶと尚楽しくて良い。

読書に疲れたので、夕飯の買い出しがてら街をぶらつき、お土産を調達する。バックパックがパンパンになってしまうけれど、こんな機会を頂いたわけだし職場にお土産を買っていかないわけにはいかない。。

夕飯の買い出し後にはギターを弾いたり、ランニングをしたり。

こんな感じで日曜日は過ぎて行きます。良い時間だ。

16日目

英語が聞き取り辛くて少し自分の英語力もまだ改善の余地があるなと痛感する。

他にも海外の別拠点から来ているエンジニアが複数いるし、かつここで働いている皆もそれぞれ母国からここにやってきたノンネイティブが多数なのだけど、彼らはそんな様子をちっとも見せないくらい英語で自然に会話をこなす。この差を埋めなければいけない。

17日目

少し疲れてきたか?

夕飯にはオフィス近くのタイ料理屋で持ち帰り。辛くてビックリ。。

18日目

またタイ料理屋へ行ってしまう。

ランニング

Kindle で半額セール中のため6冊程本を購入。

19日目

退社後にゴーカートへ。

海外の別拠点から来ていたエンジニアが一人、明日のフライトで帰国するとの事で今日でお別れ。

三週間一緒にいたので、なんだか少し寂しい感じがする。

メールやチャットなどテキストベースでのやり取りが主になるけれど、またどこかで会う機会が訪れると良いな。

20日目

ついに最終日。

退社後に何名かで連れ立ってレストランへ。

そこでワイワイと飲みながら話したけど、凄く楽しかった。

とにかく、今回このような機会を得られて本当に感謝している。

オランダ

1日目

さて、仕事は一区切り付き、こちらのチームメイトとまた再会する事は果たしてあるのだろうかという感傷を覚えつつも、次の滞在先であるアムステルダムに向かいます。

ダブリンからアムステルダムへは、1時間ちょっとのフライト、サクッと到着です。

シンガポールからアジアの東南アジア各国にお手軽に移動ができるように、ヨーロッパは各国間でこれくらいカジュアルに移動ができるんだろうな。

到着し、自分が何もアムステルダムの情報を持っていない事を流石にマズいと思い空港内でLonelyPlanetのアムステルダム編を購入。

いつも地球の歩き方が旅のお供なので、初のロンプラ。写真が少ないのと、クレジットカードの使用可否が書かれていない点は個人的にマイナス。

中々作りに慣れないため、情報を探すのに手こずります。

さて、空港から出たらバスで宿へ向かいます。197番のAmsterdam Centraal 行きのバスへ乗車。オランダ後だと\'a\'が繰り返されるのが面白いですね。

今回の宿は、Annemarie というホステル。MuseumPlein という駅の近くのようなので、そこでバスを降りてフラフラ歩き回りなんとかたどり着く。。

しかし、Expedia ではクレジットカード利用可となっていたのにキャッシュしか受付けないと言われ、教えてもらった exchange まで 20 分ほどかけてさらに歩く羽目に。。頼みますよ、Expedia...

さて、こちらの宿は一泊およそ30ユーロほどです。ただ、土曜日だけ70ユーロもとられた。。

まぁ、3泊で平均すると43ユーロ/泊くらいなので、良しとする。6畳ほどのスペースに二段ベッドが3つ置いてあるだけのザ・安宿です。6人部屋なのですが、同室者がいなくて少し寂しい気も。

なんだかんだ夕方になってしまったので、この日は市街地を軽く散策して終わり。

2日目

昨日に引き続き、よりディープにアムステルダムの街をブラブラ。

3日目

キンデルダイクを見に行く。

Kinderdijk

行き方については別途まとめたので、もしこれから行かれる方がこのブログを見ていらしたらご参照ください。

また、帰りについでにロッテルダムを少し散策する。

アムステルダムに加えて、この都市を見たのは良かった気がする。

アムステルダムだけでオランダのイメージを創ってしまっていたら、きっと少し誤解したまま帰国する事になっていたかも(笑)

それくらい、アムステルダムの中心部はカオスでした。

対して、ロッテルダムは大都市の安定感を漂わせる港町でした。

4日目

オランダ滞在も終わり、帰路に着く。

(書き途中...)